造形作家、批評家
1955年、東京に生まれる。造形作家、批評家。1982年パリ・ビエンナーレ招聘以来、数多くの国際展に出品。2002年にはセゾン現代美術館にて個展。同年「ヴェネツィア・ビエンナーレ第8回建築展」(日本館ディレクター)、広島県の江の川上流エリアにおける総合地域づくりプロジェクト「灰塚アースワーク・プロジェクト」の企画制作、「なかつくに公園」(広島県庄原市)などの設計、現代舞踊家トリシャ・ブラウンとのコラボレーションなど、つねに先鋭的な芸術活動を展開している。長年教育活動にも取り組んでおり、芸術の学校である四谷アート・ステュディウム(~2014年)を創設、ディレクターを勤めた。2017年には豊田市美術館にて開催された『抽象の力―現実(concrete)展開する、抽象芸術の系譜』展の企画制作を行った。著書に『ルネサンス 経験の条件』(文藝春秋)、『芸術の設計―見る/作ることのアプリケーション』(編著、フィルムアート社)、『絵画の準備を!』(朝日出版社)、『美術手帖2008年8月号「特集 現代アート基礎演習」』(美術出版社)、『ぽぱーぺ ぽぴぱっぷ』(絵本、谷川俊太郎との共著、クレヨンハウス)などがある。http://kenjirookazaki.com/